2015年5月31日日曜日

消毒と青芽接ぎ(2015/05/30)

今回の消毒は
 殺菌:アリエッティ(800倍希釈)
 殺虫:パダン   (1500倍希釈)

今年は今のところ雨が少ないようです。
雨の少ない年はダニが発生しやすいかもとの事。

次回(再来週)は 農協で手に入れば
 殺菌:ボルドー液
 殺虫:スミチオン
 ダニ:ダニトロン  を散布予定

今回、消毒のほかにメルローの誘引剪定、剪定した枝で青芽接ぎをやってきました。
 まず、接ぎたい台木の太さにあわせた枝を用意し一芽だけ残るようにして両端を切ります。
先端から水分が蒸発しないように芽接ぎ用のテープを巻いてふさぎます。

普通は台木の節間で接ぐとなってるみたいですが、節の根元より少し上で私は接ぎました。
これは、節(葉が出ている)までは水分が運ばれており、そこから先は水分が運ばれなくなる可能性があるから節の近くで接いだ方が乾きにくいと言われました。
現在、デラウェアの木を剪定し胴吹きした芽に青芽接ぎをしておりますが中間台木にデラウェアがあるためメルローとは言え純粋なメルローとは違うかもしれません。
新しく苗を植え、この苗が大きくなるまでの繋ぎとして青芽を接いでいます。
左画像のような苗が収穫できるようになれば順次青芽次のメルローは減らしていく予定です。


去年、ホームセンターでタイムと一緒に買って植えたラベンダーが今年は咲きそうです。







来週は、誘引、草刈の予定です。

2015年5月25日月曜日

垣根甲州の誘引(2015/05/24)

甲州は芽が出てからは伸びるのが早く、誘引をしてきました。

この木は今年4年目。
今年は実を成らせます。
の木は一年目に葉を鹿に食べられた木です。
上の画像の木より1年成長が遅れました。
今年は実を成らせません。

ブドウは植えて2年目には実を成らせることもできますが成らすと、それ以降の成長に悪い影響が出るとの事で3年は成らせず木に体力をつけさせた方が良いとの事だったので品種の確認の為に成らせた以外は実を成らせませんでした。


来週は消毒の予定です。
殺菌剤はアリエッティ(500g ¥2,650)
殺虫剤は去年余ったパダンSG水和剤

消毒に使う殺菌剤は散布する順番を考えて撒いたほうがいいそうです。

例えば
        ジマンダイセン        アリエッティ

 適用病害虫  晩腐病、褐斑病、黒とう病、  べと病
        さび病、べと病

 使用回数   2回(収穫45日前まで)   3回(収穫30日前まで)


アリエッティは、べと病のみ。ジマンダイセンは色々な病害虫に効きます。
殺菌剤は同じものばかり使用していると病害虫の方に耐性ができてしまうので
毎回、違うものを使用した方がいいとの事です。
となると、まだ晴れの日の多く、病気の出ていない事の多い時期にアリエッティを使用し梅雨や秋雨の時期に複数の適用病害虫に効く消毒剤を使用した方が良いそうです。  

2015年5月10日日曜日

消毒とハーブ(2015/05/16)

葉が6枚位になったら1度目の消毒ということで先週は
まだだったので今日、消毒してきました。
朝から畑に行ったのですが午前中は雨で消毒ができない状態。
でも、週末しか畑仕事ができないのでどうしても今日消毒をしなければならず
午後に消毒をしてきました。

使用したのは ジマンダイセン(殺菌 1000倍希釈)
         スミチオン   (殺虫 1000倍希釈)
         マラソン乳剤  (殺虫 2000倍希釈)

マラソン乳剤を使う予定は無かったのですが古いのが余っていたので
使い切るため使用しました。

無農薬といきたい所ですが周りの農家の方に病気を発生させて迷惑を
掛ける訳にはいきませんので農薬は使用してます。

そこで、費用の面でも農薬を減らせるならそれに越したことは無いので
去年から畑にハーブを植えてみました。

選んだハーブは耐寒性、多年草、殺菌、虫除けの効用がある種類。

耐寒性、多年草は一度植えればあとは勝手に増えてくれることを期待して
選びました。

ひとつ目はタイム。
去年、ホームセンターで黒い
ポットに入ったものを買って
植えてみたら今年は花が咲きました。
殺菌効果があるらしいです。

こっちも、タイム.。
画像がボケてるのはカメラの使い方を理解してないから。
クリーピングタイムと言うほふく性のタイム。
タイムと言ってもいろいろな種類があることを買い付けに行ったハーブガーデンで知りました。

買ってきたのは日野春ハーブガーデン沢山の種類のハーブがありました。


これから、数ヶ月は2週間に1度位で消毒、あとは誘引、草刈が続きます。

芽かきとプチ土木工事(2015/05/09)

新梢も伸びてきたので芽かき作業です。
一文字短梢に仕立てる予定なので側枝からの結果枝は1芽にします。


芽をかく前














先端を芽を残すと来年の側枝が長くなるので
基本的には主枝に近い側を残します。

来週あたりは葉が6枚になるでしょうから消毒が始まります。
殺虫にスミチオン、殺菌にジマンダイセンを使う予定です。



 石段に土が流れてきたので階段を追加しました。


作業前
作業後

山の斜面なので何年かすると土が流れて石段が埋まってしまいます。
年数を掛けて埋まっていくので気がついたら石段が無くなっていた(埋まっていた)という状態になってしまいます。





2015年5月6日水曜日

水やり(2015/05/06)

行くつもりは無かったのだが雨の降っていない日が続いたのと仕事が空いたので、今年植えたメルローの水やりにバイク(カブ110)で畑へ片道3時間弱は遠いです。


    4/12に植えた苗です。
    苗は買ったものではなく知り合いが
    接木をしたものです。




4/23には芽が膨らみ始めてます。













これが今日時点の苗
このまま、病気にもかからず、どんどん伸びて
いってほしいものです。

2015年5月4日月曜日

土木工事 2ヶ所目(2014/9/21,23,28)

 長い間の浸食でえぐれた様になってしまっています。
えぐられた部分の竜の髭の根はまったく根の役をして
いないどころか、枯れてしまってます。


このままでは土が流れるのを防ぐための竜の髭が崩れ落ちてしまいます。













廃材(電柱を割ったもの)を利用して土留めを作りました。
廃材を押さえている支柱は20mm単管で
ハウスを撤去した時に出た廃材を貰って来ました。
これで、竜の髭が育ってくれると助かります。

土木工事 1ヶ所目(2014/9/21,23,28)

畑を借りた時から崩れていた部分の改修です。


斜面の畑なので大雨か何かで崩れたのかも。












一度、全て取り除きます。
もちろん、手作業。












取り除いたものを積み直しながら間に土を入れていきます。












完成です。
あとは、水を掛けて隙間を棒でつついて土が隙間に入るようにしてあげます。

消毒(ガットサイドS) その2(2015/04/26 5/2,3)

コウモリガの幼虫が木の中に食い入って木を枯らしてしまう為の予防。

          

木の根元を少し掘り、粗皮を根元まで剥く。
住友化学のガットサイドSを掘った部分の見えている部分すべてに塗布。塗る高さは地面から1.5mとなっているが全ての木に1.5Mの高さまで塗っていたらどれくらい必要になるかわからないので塗った高さは50cm。塗った後、根元を土で埋めれば根元の塗り残しがなくてすむ。
ガットサイドは原液から1.5倍で使用と説明にあるが1.5倍だとドロドロと硬く塗りにくい。  2缶使ったので2缶目は2倍に薄め1度塗った後に乾いてからもう一度塗るとサラサラなので塗りやすい。






これが、食われた後。悲しいことに、この木は今年芽吹かず手入れした3年の時間が失われました。                                                                                                                                                                             

消毒(石灰硫黄合剤) その1(2015/04/05)

今年の消毒はまず石灰硫黄合剤.。葉もぐりダニに効くらしい。

ホームセンターで石灰硫黄合剤散布 10L ¥1,550で購入
20倍で散布(10L×20=200L) 200L作ったが木のみに散布すると100L以下で
十分だった。余った分は地面に散布。

散布するときは枝だけではなく木全体に満遍なく散布する。

原液で散布しても問題ないらしい(先生がメーカーに聞いたとの事)

石灰硫黄合剤は使い切らなくても保存できるとのこと。
ただ、封を切ってから保存すると時間が経つにつれ液面に結晶か何かが固まって
溜まるが取り除いて使えば問題ないそうです。

去年の消毒

去年(2014)は以下のような消毒をしました。
まだ、木が大きくなかったので手動のポンプで十分でした。


05/24 ジマンダイセン(殺菌) ミクロデナポン(殺虫、遅効性) スミチオン(殺虫、即効性)

06/08 オーソサイド(殺菌)   パダン(殺虫)

06/29 オーソサイド        コテツ(殺虫)

07/21 ジマンダイセン      パダン   (この日、甲州・ベト発見)

08/03 ジマンダイセン      コテツ
     甲州 ベト終息
     メルロー ハモグリダニ発生 農薬は石灰硫黄合剤が有効。
     ただ、少しの発生なら成長にあまり影響なしなので散布も不必要。

現状

ブログをサボって随分経ってしまいましたが葡萄は育てていました。
今後、時系列が滅茶苦茶になりますがメモをまとめていきます。

まず、大きく変わったことは耕作放棄地を追加で借りたこと。
地主さんが病気で畑の手入れができなくなったとワイナリーに相談があり、その畑も借りることになりました。

この畑は去年まで地主さんがデラウェアを作っていたので手入れはされていた畑です。


これがその畑。
鳥避けの為か畑のいたるところにマネキンの頭が画像のようにたって降りましたが、気味が悪いのですべて撤去。

この畑はデラを中間台木にしてメルローの青芽接ぎをしました。
根はしっかりと張っているので苗木から植えるより収穫早くできます。
おととし青芽を接いだ木は少しですが今年収穫の予定です。